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Euroecho-imaging2024 に参加して(山口 夏美)

2025.01.08
学会紀行

2024年12月11日から13日まで,ベルリンで開催されたEuroEcho-Imaging 2024に参加しました.ベルリンまでは羽田空港からパリを経由して向かいました.パリへ向かう飛行機の中で,隣に座っていたフランス人の男性にフランスは東京より寒いのか尋ねてみると,「とっても寒いよ!ドイツも同じくらい!とっても寒い!」と言われ,初めてのドイツにドキドキしながら向かいました.現地の気温は氷点下近くで曇っていることが多く,雪は降っていないものの風が吹くととても寒かったです.ベルリンの街はクリスマスシーズンということもあり,いたるところでクリスマスマーケットが開催されており,町中が美しいイルミネーションで彩られていました.

今回の学会では,私はoralセッションで,経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)を受けた重症大動脈弁狭窄症患者において,左房硬化指数(LASI)がTAVR後の予後因子となる可能性があるということを報告しました.発表はスライド6枚,発表時間8分,質疑応答3分という形式した.発表中は非常に緊張しましたが,座長やコメンテーターの先生方が優しくサポートしてくださり,多くのコメントや今後の研究・論文化に向けた重要な課題を与えてくださいました.また,私の発表は学会の最後にあるハイライトセッションでも取り上げていただき,大変光栄に思っています.

今回の学会のテーマの1つが「弁膜症」だったこともあり,MitraClipや三尖弁逆流に関する講演が多く,興味のある話題でありとても勉強になりました.

学会期間中は,他施設の先生方との交流の機会もありました.研究関連のことだけでなく,日常臨床についてなど様々なことをお話しし楽しい時間を過ごすとともに,私にとってはとても刺激的な時間となりました.今回のEuroEchoを通して,たくさんの貴重な経験をさせていただきました.そして,この経験は私のモチベーションをさらに上げるきかっけとなりました.今後はさらに臨床および研究に力を入れ,様々なことに挑戦していきたいと思います.

最後になりましたが,ご指導してくださいました先生方,学会中サポートしてくださったスタッフの皆さまに深く感謝申し上げます.


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