AHA2022に参加して
徳島大学大学院医科学教育部 Munkhtsetseg Tserensonom
2022年11月4から7日まで,シカゴで開催されたAmerican Heart Association Scientific Sessions 2022 に参加させて頂きました.私が一番興味のある学会に,今回, ”Lipoprotein (a) is a residual risk factor of aortic valve calcification in patients with high risk of atherosclerotic disease “という内容についてeポスターで発表しました.発表前は,光栄であると感じたと同時に,私にとって人生初の学会での英語発表ということでかなり緊張しました.
1日目は,自分の研究に関する他の発表を聞かせて頂き,それに対してどのような質問がされているのかを確認しました.
2日目は,八木先生が仰った通り,英語練習のためポスターセッションを見て一番興味がある研究を選んで質問しました.研究経験がない私にとって,質問するのは難しいと思っていましたが,何事もチャレンジすることが大事ということがわかってきました.
3日目は,ついに私にとってメインイベントであるeポスターのセッションがあり,ドキドキしながら発表しました.質問を聞き取るのが難しかったですが,貴重な経験になったと同時にもっと頑張りたいという気持ちが沸きました.
今回の学会で,Lp(a)を下げるための新しい治療方法であるSln360 Olpasiran について初めて聞かせて頂き,また専門的な情報を取得し知識を深めるための良い勉強になりました.学会の最後日には,時間があったので美術館を訪れることができました.こちらでは,世界から集められた様々な展示物があり,なかなか面白かったです.また,久しぶりに高校時代の友だちと会って楽しい時間を過ごしました.このような機会をくださったことを改めて感謝したいと思います.また,海外の学会で発表することを許可してくださった佐田政隆教授,さらに研究方法をゼロから教えていただいている八木秀介先生に感謝の気持でいっぱいです.八木先生には出発の前日まで発表を改善するお手伝いをして頂けましたことを,この場を借りて重ねてお礼申し上げます.
誠にありがとうございました.今後ともよろしくお願いいたします.
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