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第33回日本心エコー図学会学術集 2022.4.8~10 in 島根

第33回日本心エコー図学会学術集会に参加して

徳島大学病院 超音波センター 平田 有紀奈

 2022年4月8-10日の3日間,米子で開催された第33回日本心エコー図学会に参加しました.思い返すと,心エコー図学会の現地開催は2019年(第30回)松本ぶりで,この2-3年の間画面やSNSでしかやりとりできなかった人とface to faceでお話しできたことだけでも,本会に参加できて良かったと思えます.
 今年,有難いことにYIAのファイナリストに選んで頂き,発表,審査していただく機会に恵まれました.演題名は「心エコー図検査指標による肺高血圧分類モデル作成の試み:機械学習を用いた検討」で,楠瀬先生に指導していただいている研究テーマです.当院で2013年まで勤められていた玉井利奈さんと一緒にYIAで発表することができたのも嬉しい思い出です.
 審査の先生方に研究内容等を高く評価していただき,結果として最優秀に選んでもらうことができました.
 私は,徳島大学病院超音波センターで経験を積むようになってから11年が経過しましたが,本当にやりたいことができる環境だなと思っています.大好きなエコー検査,苦しくもその先に待つacceptを夢見て前に突き進む研究活動,失敗や反省から学ぶ知識と経験….それらが経験できているのは,もちろん恵まれた環境であるからですが,その「環境」を作ってくださっている先生方の指導力のすごさを日々痛感します.そして,一緒に仕事するスタッフは本当に尊敬できる人ばかりで,臨床面でも教育・研究面でも恵まれているなと感じます.そんな私の気持ちをパネルディスカッション「研究やってみたコツ(若手技師側)」で話すことができました.
 そして頂いた質問の中で一番心に残っているのが,「今後あなたはどう後進を育てるか」といった問いです.この質問を受けて返答しようとしたときに,自分のことだけで精一杯だったことに気づき,上手く答えることができませんでした.これまで私自身が成長してこれたのは,尊敬できる先生や先輩らの背中を近くで見せてもらえたからだと思っています.そして,様々な経験や小さな成功体験を積ませてもらい,「楽しい」をたくさん与えてもらえたからだとも思っています.まだこの問いに対する答えは出せませんが,私が今まで与えてもらったような経験や喜びをこれからは後進たちに受け渡せるように努めていくことで,私を育ててくれた方々への恩返しができればいいなと思います.このパネルディスカッションの発表は,本当にたくさんのことを考えるいい機会となりました.
 長文になりましたが,最後に,指導してくださいました先生方,モニターから応援してくれたスタッフ,支えてくれた方々にこの場を借りて感謝申し上げます.


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